机上のくーろん

This is kowlooon the desk.

気軽に課金しちゃうかも?

わたしはソシャゲの類をいくつかやって、
無料で遊ぶつもりだったのに
ついつい課金してしまった系の人間なので


これだけソシャゲが流行って
ゲームショーでもソシャゲのブースは
お金かかってんなあ!って展示が多いと
風の便りに聞く限りでは、
わたしのようについつい課金してた!
という人も多いと信じてます。


というわけで、動画コンテンツもアプリ形式にすれば
みんなもっと課金してみてくれるんじゃないかなあ、
と思うんですがどうなのでしょう。


わたしが「こうだったらいいのにな!』と思う形式は
・アプリダウンロードで一話無料
・期限付きLINEスタンプや壁紙などの特典がもらえる
・アプリ内課金により続きが1話ずつ購入可能
・何話かセット購入すると期限なしLINEスタンプがもらえる


みたいなことされたら、ついつい課金しそうな気がする。
何話か購入すると凝った動くLINEスタンプもらえるとか、
キャラの目覚ましボイスがもらえるとか、
全話購入で特別ショートムービーが見れます!とかあるとなおさら課金しそうな気がする。


アニメは円盤が売れると二期が出る、と
わたしの持ってる風の便りに聞いた知識だけでてきとーに勝手にかんがえると

やはり円盤の売り上げが第一のようではあるので、
まずテレビシリーズ放映後に円盤を発射して
すぐに買ってくれる最も優良なファンの方々に特典盛りだくさんで販売して、
円盤購入するレベルのファンなら
きっとLINEスタンプも欲しいだろうし
特典ムービーも見たいと思うし
円盤買ったとしてもスマホで見られることにも価値を見出してくれそうな気がするので
もう一度購入してくれるのでは?という期待。


オーディオコメンタリーとかは
やっぱ円盤買わないと聞けないし
グッズは現物買わないともらえないなら、
住み分けはできる気がする。


ということなどから、まずは円盤、
少し時間を置いてスマホアプリ形式で
購入金額に応じて
LINEスタンプやら特典ムービーやらをつけて
ソシャゲみたいについつい課金しちゃう形式でコンテンツを提供できたら、売れるんじゃないかなあ。
とりあえずわたし的には便利だなあ。
とか、考えたけど、どうなんだろうな。


なんとなく、レンタルしたなら
旧作なら1本100円で2話見られる。
新作だともうちょっと高いけど
ふつうに借りてみる人はたくさんいる。
ということをと考えたらいけそうなきがする。レンタルショップには申し訳ないですが
今わたしの脳内では今ライバルなので
レンタルが安くなるよりは早くリリースして少しでも多く直接アニメの売り上げにつなげたい。


1話目は無料で、残りは基本1話200円で、
4話までのパックを購入すると
LINEスタンプついて500円!


くらいだと、ガチャ石5個セット+1個オマケ!
くらいの値段設定でLINEスタンプももらえる、
レンタルで2本借りるなら200円ではあるけどまず外に出かけないといけないし、
借りに行っても貸し出し中のときもあるし
返却もしなきゃいけないし、
外で見るなら吸い出さないとだし、とか
そこらへんの手間が省けてオマケがつくなら
いいかなー、って思った。 


よし、じゃあずっと気になってたけど
今からまとめて見るにはなかなか大変そうで
切れ切れにしかつまんでない物語シリーズ、
スマホ版でちょいちょい買って見ていこうかな!
って思ったとこで、


まだそんなものないって気がついたよね。
妄想しすぎて完全にスマホ版で買う気になってた。

アニメを売る側の気持ちで考え始めたのに
完全に買う側の気持ちになってた。
激動のひとときを過ごしてしまった。
全部妄想だけど。


いろんな動画見れるサービスは
世の中にあるにはあるんだけど
登録がめんどくさいこと、
どのサービスが結局いいのかわからないこと、
これを見たかったらあそこ、
これはこっちしか無い、
みたいな部分がめんどくさそうで


結局いくつも月額で登録しないといけないなら、
ピンポイントで1種類ずつアプリになってたらいいのにな。


ゆーちゅーぶとかで見れなくも無い現状だし
人によっては「タダで見れるじゃん」
などと言ってそうな話だけど
削除対策で変にカットされてたり
見つからない話数があったりするのも不便だしそもそも違法なのでよくないし


ちゃんと製作者にお金入れる文化と
そのハードルを低くして
気軽に投げ銭させる方法と、
ソシャゲの隆盛とその客層とかから考えたら
アニメをアプリ形式で販売って
いいかなって思ったんだけどなあ。


あいぽん使ってるけど、
機種変してもゲームの引っ越しもスムーズだったし
iPadでも一度課金したアプリは
対応さえしてれば使えるし
動画もこんな風に扱えたらいいのになーってなった。


すでにそういうサービスあって
わたしが知らないだけならもっと宣伝してほしい。


ちなみにわたしは
物語シリーズとおそ松さんが見たい(希望)。

ブログの運用って難しい。

なぜなら構えてしまうから。



twitterとかだと、思いつくがままにポチポチかいて

送信してしまうけど、

ブログだとちゃんと記事になってないと

いけないじゃん?起承転結序破急じゃん?



みたいに思ってしまってめんどくさくなって

遠ざかってしまうなあ、と思った。



あとtwitterに体が慣れすぎて

140字以内で話をまとめたくなるし、

結局その方がわかりやすいのでは、って思うから

twitterすごいし、文字数を制限するという

縛りプレイの方が面白く感じてしまう。



家庭用のゲームやネトゲを、いろいろやったし

それなりにはまったり人並みに遊んできたけど、

ゲームって結局は一つ一つ制限されたことを

クリアしていく、というものであって、

特にソシャゲや一部のネトゲだと

山盛り課金すれば際限なく機能や強さを

高めることができてしまって、

ゲームをするにあたって時間や手間をかけるか、

お金をかけるか、という、

何か対価を払って何かを得る、



というプロセスが好きなんだなあ、と思う。



たとえば、欲しいものは全て手に入れられて

何不自由なかったとして、それは楽しいのか?



みたいな話にも通じると思うのだけど、

世の中の多くのゲームは、

お金持ちで何不自由ない人たちの

暇な時間を埋めてきたと思うと



何不自由ないってことはめっちゃ退屈で

退屈ほど人間にとってひどい毒はないから

その自由さに自分で制限やルールを設けてから

それをかいくぐり、制限を解放し、高みを目指す。



ということを思うとなんだか面白い。



チートを使ってレベルもアイテムも最高最大にしても

ゲームとして全然面白くない。



それを求めて頑張ってるのに、手に入ってしまうと

全然面白くなくなるってとても皮肉だなあと思う。



わたしは、ゲームは好きだけどとてつもなく

ゲームに対するセンスがない。

アクションもパズルもぜんぜんだめだし

効率化もへたくそだし、どうすれば得か、

という計算がぜんぜんできない。



へたくそなので、よりゲームを楽しむことができる。



と、前向きに考えてみたものの、

途中でどうしたら次のストーリーに進めるか

全くわからず何日も彷徨い、

やる気がなくなって終わることも多々あったというか

基本そんな感じでRPGを最後まで終わらせたことが

ほとんどないので、

もっとも楽しんだかどうかは怪しい。



ゲームのこと思い出すと

だいたいはあてどもなく彷徨い、

ついうっかり手前の街をすっとばして

次のセクションの物語が起きる村へ先に来てしまい

話が進まず、あの町とこの村の間に

なんかあったっけ?と何往復もするも

さっぱりわからぬ…。



という状態になったことのオンパレード。



そして、たいていは、

どんな地形も無視して進む乗り物と

世界中のマップをひと目で見渡せて

自分がどこにいてどう進むのかわかる

カーナビのような世界地図を手に入れた途端

わたしの冒険は終わってしまう気がする。



わたしにとってゲームは思うがまま

どこにでもいけるように

全ての制限を解除することが

メインコンテンツだったのかもしれない。



全てを手にしたわたしは

白に姫が捕らわれていようが

世界のピンチが迫っていようが

「わたしは自由でどこにでもいける!!」

という気持ちを満喫した後

結局はそれが退屈なことを知ってゲームに飽きる。



ストーリーも世界も知ったこっちゃなく

己の行動の自由度を上げるためにがんばる。

そして自分が死なないために経験値を稼ぎ

お金を稼ぎ装備を整える。



ゲームの中のストーリーのことを

どのゲームの話もほとんど覚えてないのは

そういうことだったのかも!とはたと思い当たった時



つまりそれってわたしはRPGじゃなくて

マイクラでよかったな、と気がついた。



というわけでRPGのストーリーを

ぜんぜん覚えてない人は

マインクラフト系のゲームをお勧めします。

楽しいょ。



そして、気がつけばタイトルとかけ離れたことを
力説していた。

ブログの運用ってむずかしいね。

堀北さんの結婚のお話

オリンピック関係のあれやこれやや災害でいい感じに風化しましたが、堀北真希さんの結婚にまつわるお話が個人的に好きすぎて楽しかった。

 

手紙40通って…。この通信手段の発達した現代に、手紙。

 

でも、教えてもらえたのは事務所の連絡先だけで、メールアドレスもLINEもわかんなかったら、個人へメッセージを届ける手段は手紙しかなかったのだろうなあ、と想像。

 

同じ日に、コンビニの店員さんにラブレターを5通送ってストーカーとして捕まってしまった方のニュースもあったので、一緒にいろんなところでとりあげられていたのだけれど、イケメンかそうでないかの違いだけではないよね、と思ったり。

 

6年前からの片思い、というお話なので、6年前の堀北さんときたらもう20歳なわけです。20歳でかわいくてテレビいっぱい出てて完全にみんなの堀北さんでしたからね…。6年後の今現在に結婚、って報道されてもみんな「俺の堀北真希が…」でしたからね。

 

そんな時に恋愛とか、絶対無理だな、と。

 

もしも本人が山本さんに好意を持っていたとしても事務所の意向とかいうやつとか、お仕事柄のいろんなことを考えたら、疑われるようなことは一切しない、っていう方針、仕方がなかろう…。という感じです。

 

でも、そこから6年待ったっていうのがすごい。

 

最初に関わった時の印象が悪くなかったから、時期が来ればお付き合いできるのではないだろうか、という考えがあったかなかったか、最初の印象やレスポンスの感触がよかったか悪かったかとかは謎なのですが、そこの空気を読んで、じっとタイミングをつかもうと待ち続けた山本さんすごいよ!って思いました。

 

そして、ほぼ交際なしでいきなり結婚というのもおもしろい。

 

堀北さんの清廉なイメージとか考えたら、交際よりも、結婚のほうがなんか似合う。確かに似合う。だから、交際じゃなくていきなり結婚から。それもなんかいいなってなってしまう。交際、って報道されたら「俺の堀北真希になにを!このやろう!」って思ったりする人も、結婚!って報道されたら、最初はなにを~!って一瞬思っても結婚という社会的な責任を伴っての関係となると、「もうこうなったら俺の堀北真希を幸せにしてくれ…」ってならざるをえないので、結婚ぱわーすごい。

 

ちょっと話は変わりますが、婚活とかのニュースや記事を見てると、最近は20代でも結婚相談所に登録する人が増えている、という記事なんかもあったりするし、けっこう20代半ばの女の子の結婚願望って強いのかなあ、と思ったりします。

 

我々のような、上の世代がそのころ仕事とかが面白くて結婚はもうちょっとあとでいいや…などという風潮があったあげくの30代中盤で急ぐ、あわてる、困る、というテンプレをだいぶしっかり作っておいたので、そうはなるまい。という反動なのか、20代の方々はしっかりしていらっしゃる。

 

そんなこんな世の中で、今をときめく26歳、「みんなのかわいい堀北真希」から「女優・堀北真希」にそろそろ方向転換していきたいところ、年上の俳優さんとの結婚、って清廉なイメージそのままに地に足の着いたしっかりした女優さんへの道を歩んでる感じがして、めっちゃ頼もしい…。

 

わたしの20代中盤とかだいぶ迷いまくりのウロウロしまくりの、今でもなんか中途半端な人ですいません、という感じなことを思うと、「堀北真希かっこいい…」って思いました。

 

中途半端にずるずる男の人と付き合って結婚するでもなく同棲までしたけど別れましたみたいなごちゃごちゃ重い恋愛人生とか送った日には、堀北さんがまぶしすぎて直視できなくらいかっこいい。

 

自分の都合でピシっとお断りしつつも、相手を惹きつけたまま6年女優さんという仕事をしっかりやって、自分のタイミングでちょうどいいかな、と思ったところでばっちりプロポーズされるって、なんてすてきなんでしょう…。って思いました。

 

これはもう、話がきれいすぎて、おとぎ話に追加していいと思いますね。

 

シンデレラとか、白雪姫、みたいな感じで、堀北真希、って入れちゃっていいくらいに女子の憧れ(とわたしは思う)をみごとに、きれいに、具現化していて、わたしなんかもう眺めてため息しかでません。

 

そのような魅力的な女性になりたいものです。

 

そして、40通の手紙の内容がどんなものかはわかりませんし、どのようなやりとりがお二人の間にあったのかは謎ですけども、とにかくプロポーズしてOKがもらえる立ち回りをした山本さんが、ほんとうにすごい。

 

たぶん、めっちゃ独りよがりでいかに相手のことが好きかとかを一方的に綴ったラブレター(長文)がきたらドン引きすると思うのだけど、40通出しても重くなく印象の良い手紙ってどんなものだろうかと思います。

 

相手にアピールする戦術としてのその手紙のテクニックをぜひとも知りたいとおもうのだけど、そういうのはやっぱ公開されないのでしょうな…。

 

まったく返信のない相手の心をもつかむ手紙術 著・山本耕史

 

みたいなものがあったら、絶対読みたいよ。

オフ喜利に行ってきたよ。

オフ喜利アゲインにいってきたよ。ぐーぐる日本語入力つかってると「オフ喜利」って単語ちゃんと候補にでてくるの偉いね…。間違えて「お不義理」ってなったりするけど、お不義理はわたしのことだよ。すぐなんでも忘れるよ。

 

行ったのは先週土曜日で、ぽつぽつ感想を書きつつ保存しつつしたらもう一週間経っちゃいそうだから適当なところで切り上げなくては…。

 

まず、オフ喜利はこんなイベントです(公式ブログに丸投げ)↓

offgiri.jugem.jp

 

土曜日仕事だったけど、仕事中にTwitterをこそこそみていたら(ごめんなさい)、コミケの情報にまじってオフ喜利に行くよ、というツイートがちらほら見えて、チケット確保してなかったけど、行けるなら行きたいなあ、とつぶやいたところチケットを融通してくれる神か…という方がいたので、滑り込みで行きました。

 

しかしわたしは仕事にいってそのまま帰るつもりだったのでかんぜんにすっぴんできていたのだった。仕事でもすっぴんでいくなよ、という話なのですがなんかもうね、土曜日だしね、まあいっかって思っちゃってね…。

 

そんなわけで1回荷物を置いてロフトプラスワンへGO!ついでに顔もちょちょっと塗ったくってGO!しましたとも。途中でちょっと乗り換え間違えたりしたけど、小走りで行ったらちょうど開演に間に合う形で行けたのでよかった。

 

さっそくビールを注文して、開いてる席というかもう人いっぱいだったんだけど、っていうかめっちゃ多くね?っていうところ、無理やりちょっと入れてもらって座って、ビールきたので持ってたら知り合いを発見して、「おひさしぶりですー」とかしてたら左手に持ったビールから泡がこぼれてた。まだ飲んでもいないのにこの体たらく。近くに座ってた人に申し訳なかった…。

 

そんなこんなであいさつもそこそこ、チケット代を譲ってくれた方にお渡しし、オープニングムービーからスタート。

 

第一回のオフ喜利が、2005年ってところに驚いたよ、軽く引いちゃったよ。2005年って10年前か!そりゃみんな年とるわ。ってなった。

 

そして、「今はみんな状況が違いますからねー」って紹介されていくオフ喜利メンバーなんだけど、「以前は無職」キャラが多くて笑った。みんな働いてない。以前は無職だったからいろいろできたけど今は仕事もあるし結婚もしたし…。みたいなストーリーの人が多くて、10年という時の流れは無職の人にも仕事が見つかるほどの時間なのだなあ、ってしみじみしたし、当時から無職じゃなかった人たちはもうお子様がいたりで、時間の流れがすごかった。

 

イベントは、A組とB組各6名ずつに分かれて、それぞれの組が終わった時点で投票、集計結果を元にそれぞれのチームから上位3名が予選通過者となって、決勝進出、決勝が終わったあとは、客席からの投票と、A組B組それぞれの敗者の人が「審査員」として客席より多めの持ち点で採点し、両方の結果を総合して一番得点の多い人が勝者!

 

というシステムだったのだけど、A組はちょっと最初なんか緊張感というか久しぶりだったとかなんかまあ理由はわかんないけど「えーとこんなのだっけ?」っていう空気があったような気がしたけど、後半になるにつれて次第に「これこれ、この感じ!」っていう盛り上がりを見せていました。

 

お題の秀逸さもあるのだけど、個人的に一番面白かったのはアフレコ大喜利。短い動画で映画かドラマかなにかのワンシーンが流れて、それに回答者がアテレコして面白いことを言う、というものだったのだけど、

 

A組で流れた動画は、お調子者っぽい男性が雨合羽着てノリノリで喋ってると思ったらおもむろにもう一人の男性に斧で襲いかかって、グシャっという音とともに返り血、という動画だったので一瞬「えっ?!」みたいな空気が流れて、

 

「もう一度流しましょうか」ってもう一度流したけどもう一回見ても「えっ?!」ってなったので、これをどう面白くするのか、わたしにはまったくわからん…、ってなっていたのだけど、回答者さんたちはすぐにいろんなアテレコを即興でやっていて、すごかった…。

 

この、最初の「えっ?!」って言う、なんか直接見えてはないけど「グロ画像みちゃった」みたいな感じというか、ブラクラ踏んだ(例えが古い…)みたいなちょっと引いた感じ、久々のオフ喜利、感覚も思い出したし盛り上がってきたぞ!ってところで「えっ!」っていう差し水きたぞって感じでびっくりしたのだけど、これがクルッと笑いに転換してて、「すげえ!」って思いつつ気がついたら爆笑してたよ。

 

B組はなんだか場内も温まったしみんな食べたり飲んだりしてるしちょっとやわらかい空気のなかで開始。すでにだいぶん酔っぱらいになっているチョリ蔵さんがしゃべるしゃべる、当てられてない時もツッコミを入れたりコメントを入れたりしていて、A組の最初のようなちょっとした緊張感は少なめだったし、最初からポンポン解答が出る感じで、楽しかった。

 

 そして、決勝での都さん無双!結果として、客席投票も審査員投票も満場一致ぶっちぎりで都さん一位で優勝だったのだけど、決勝の無双ぶりはすごかった…。

 

「独特の世界観」という感じなのだけど、予選では最初一人だけオフ喜利未経験者なので緊張しているのかなあ、という感じで見てる方もちょっとどきどきしながら見守ってる感じだったのだけど(席が近かったのでわりと表情まで見えやすかったのもあるけど)、会場が温まってきたのと、二回目のステージっていう慣れなのか、都さんの決勝の無双ぶりがすごかった!

 

あと、見ている方も、最初は王道の笑いを素直に面白いと思うのだけど、3戦目ともなるとちょっと笑いの方向にも意外性を求めるようになるのか、まあ他の人はともかく、少なくとも自分は時間とともに、だんだん独特なものとかがツボに入ってきたので、都さんの世界観がめちゃくちゃおもしろかった上に、ノってきた都さんの解答の繰り出し数がすごくて一気に畳み掛けられた感じでした。

 

あとは、オモコロ編集長の原宿さんと、副編集長永田さんのオモコロ勢は、A組B組それぞれで出ていたのだけど、仕事にしてるだけあってなのか、解答の安定供給で見てて安心できるなあー、という感じだった。お給料をもらってオモシロをやってる人なのだなあ、と感心しつつ見ていた。歴代最多優勝の館長さんも合わせて、なんかこう、安心して見れるという感じ。

 

ここまで書くのに4,5日かけているのでそろそろ記憶が曖昧なのですが、替え歌の大喜利で、やたらとおやつさんがイケボなのに内容は暗い替え歌を歌っていたことと、アフレコ大喜利での岩田さんのリップシンクへのこだわりとか、そういう小ネタ的なところがツボにはまったりしてた。

 

あと、チョリ蔵さんは解答するときじゃないときも、ずーっと喋っていた。決勝戦の岩田さんが予選ほど解答が活発じゃなかったの、もしかしたらチョリ蔵さんが隣だったせいで集中力が削がたのでは?ってけっこうまじめに思った。

 

そういえば、チョリ蔵さんに関してはネットの初期の頃は本名をカタカナにしただけのハンドルで活動していたので、わたしはふつうに苗字に君付けで呼んだら、いまやチョリ蔵歴のほうが長いので、他の知り合いの人が「その呼び方久々に聞いた、もうすっかりチョリ蔵だったわー」って言ってて、あなた昔は一応チョリ蔵さんのほうが年上なので苗字に「さん」付けだったのにいまやチョリ蔵呼び捨て…。って思って笑った。

 

オフ喜利も10年の歴史というとなかなか長いし、みんないろいろ変わったような変わってないような、軽く同窓会気分で行ってみたのだけど、おもしろかった。

 

帰りにあっさりみんな「それじゃ!」って帰るあたり大人になったなあ、と思ったり。趣味があったり、家庭があったり、みな朝まで騒ぐ以外にいろいろすることがあるのだ。

 

というか、その昔我々は「ホームページ」が趣味であり、(今「趣味はホームページです」って言ったら笑われそうw)、ホームページを作って公開することが楽しい、という同じ趣味の仲間だったわけだけど、

 

ブログができて、SNSができて、だれでも簡単に発信者になれるようになった今、「ホームページを作って公開することが楽しい」っていうのは趣味にはならなさそうだし(なるとしたら、ウェブデザインを研究するのが趣味、みたいな?)、

 

そこから一歩進んで、ホームページそのものじゃなくその中身・内容によってみんないろんな方向に行っていて、「ホームページ」そのものは多くの人にとって、趣味じゃなくなってしまった気がする。でもこうやって面白いこと言うっていうのはどこの分野に行ってもみんな活かされていて、確かにそこから続いているもの、って感じがした。

 

テレホーダイISDNの貧弱な回線で、画像だって大きなものはなかなか表示されず、いかに色数を落とすか、いかに圧縮をかけるかと苦労するような、動画なんてデータ大きすぎて夢のまた夢、MP3の音楽ファイルですら分割してアップロードされてた時代(だうんろーど利用したかどうかはナイショだよ)、

 

どんな環境でも楽に表示される、「テキスト」だけでいかに人に注目されるかということにこんなにも一生懸命になった人たちと、それを楽しんだ人たちがいて、そして2015年の今も、テキストでも、テキスト以外でも、何かしらおもしろいことをしているっていうのは、素敵だな。

 

今は、面白くても面白くなくても、誰もが何かしらみんないろんなことを発信して楽しんでいるけど、何かを表現して人に伝えるってことは、どんなに原始的でも、楽しい。

 

使えるメディアの種類は増えて、文字だけじゃなく、画像も使える、音楽も使える、動画も使えるってなっても、日々世界じゅうの人が面白いネタを作ってアップロードしてて、いつもみんな「オモシロ」を求めてて、たぶんこれからもずっとどこかでだれか面白いことしてるんだろうな。

 

などと思いながらいやー、楽しかった、楽しかった!って思いながら帰った。

めでたしめでたし。はーたのしかった。

 

まんべんなく全体の感想を書いたりしたかったけど、そんな高度なことはできなかったので、印象に残ったところや目についたことを書くから、自分が座っていたステージ向かって左側のことが中心になって気がする、まあしょうがない、ライターじゃないんだし。

サイトトップ絵更新

【オリジナル】「変形(眼帯)水着」イラスト/Nene Coo [pixiv]

 

Pixiv見れないかたはこちら

(でもPixivのほうがちょっと画像大きいです、すいません)

 

 ↓この日記で描いた謎水着なんですが、

nenecoo.hateblo.jp

 

これ眼帯みたいなつくりの水着だな、って思ってたら「眼帯水着」とか「眼帯ビキニ」とか言う名前で合ってるらしい。

 

そして今回書いたのは「変形(縦型)眼帯水着」というらしい。これともまた違う紐の通し方とかもあるらしいんだけど、いろいろあるもんだな、と…。

 

ギリギリの布面積と、くいこむ紐がいいのかなあ。それでいうとあの神様の「例の紐」も効果としては同じものかも。

 

柔らかいものに紐やリボンがくいこむ、というのは対比でより柔らかさが強調されるとかそういうのがいいのかなあ。それでいうと緊縛とかそういうのも同じ効果なので同系列なのかなあ。

 

こう、縄とか出てくるとビビるけど、リボンとか水着の紐なら仕方ないよね、とかもっといくとニーソでふとももにできる段差がぐっとくる、というのも同じものなのかもしれない。

Razerがめっちゃ便利なことに気がついたので日記にしておこうと思った。

わたしは趣味でネトゲもするのですが、そのおかげでけっこうゲーム用のデバイスあれこれを目にする機会があって、

 

その中に「左手用デバイス」なるものを見つけ、最初は「これ使ったらゲームもうちょっとうまくなるかな」

 

という気持ちで購入してみたんだけど、使っていくうちにまず自分がゲームへの理解度が足りてないし

 

(主にわたしの頭の)レベルが低すぎて、デバイス変えたくらいでプレイが変わるような段階じゃない、という根本的なことに気づいてな…。使わなくなってな…。

(ペンタブ買ったから絵がうまくなるわけじゃないのと同じ原理…)

 

むしろ「これもしかしてお絵かきに便利なのでは?」と思ったので、ゲームでの利用は諦めてお絵かき用に使ってみたら、

 

これがめっちゃ便利。もう君を離さない。なにこれすてき。って感じですっかりハマって、勢い余ってデスクトップとノートと両方分ほしい!

(ゲーム用ノートと、お絵かき用デスクトップとPC2台あるのです)

とか思って一個買ったあと数日してもう一個買う、というよくわからない行動に出たくらい気に入りました。

 

気に入った服とか見つけると、色違いで2着買っちゃうタイプなんで…。

 

ペンタブ・液タブでお絵かきする人はたぶん、右手をペンから手放さずにショートカットキーを押したい、とか、画面の拡大縮小をしたいとか、ペンの太さを変えたいとか思う事あると思うんですけど、たまたまゲームに良さげだな、と思って買ったのがRazerのNostromoというやつで、これにはホイールがあるのです。

 

Razer Nostromo ゲーミング キーパッド 【正規保証品】 RZ07-00490100-R3M1

Razer Nostromo ゲーミング キーパッド 【正規保証品】 RZ07-00490100-R3M1

 

 

これ。なんとせっかくがんばってアソシエイトプログラム登録してどうにかこうにかリンクを貼り付けた第一回目の商品が生産終了のお品物という切ないことになっていますが、がんばって貼り付けたのでそのままにしますね…。

 

↑これ、左手にホイールがあるところが気に入って購入したのですが、生産終了しており、なおかつ後継機のこちら↓はホイールがないという…。

Razer Tartarus ゲーミング キーパッド 【正規保証品】 RZ07-01030100-R3M1

Razer Tartarus ゲーミング キーパッド 【正規保証品】 RZ07-01030100-R3M1

 

 

ただ、自分もペンのサイズをホイールに当てはめていますが、画面の拡大縮小はホイールでなく8方向親指パッド(家庭用ゲーム機ではたいてい親指でぐりぐりする、方向キーというか、格闘ゲームのレバーのコマンド入力みたいなあれ)に割り当ててるし、

 

たぶんうまくショートカットを設定すれば、別にホイールなくても左手のどれかのキーで拡大縮小が出来ると思うので

(実際テンキーを左手用デバイスに使っている人もいるみたいですし)

ホイールがなかったとしても、よく使う機能を左手にちゃんとまとめておくことで、右手をペンとタブレットから離さず作業できればおなじ感動が得られるかと思います。

 

ぱっと見で、よく使うショートカットに対してキーが少ないよ!と思う方もいるかもしれませんが(Nostromo、キー14個しかない)、

 

ショートカットの設定(キーマップというらしい)は、1つのプロファイルにつきキーマップ8まで設定できるので、

 

ペン入れの時によく使うショートカットはキーマップ1、塗りの時によく使うショートカットはキーマップ2、というふうに当てはめるとかなりたくさん設定できます。

 

さらに、プロファイルを増やせばもっといろんなことができるし、プログラムとプロファイルをリンクさせておくと便利らしい。

 

はい、急に説明があいまいになったのは、わたしがそこまで使いこなしてないからです…。

 

お絵かき用なら、プロファイルは1つで十分だし、キーマップもがんばって4つくらい使えば済んでしまいます…。

 

なのでなんかすごい機能があるっぽいことはわかるのですが最初のうちはキーが足りない…と思っていましたが、ちゃんと設定できたら、キー不足という心配はなかったです。

 

ちなみに、マウスもRazerのHexというのを使っていて、

 これも、実はゲーム用に買って、思ったより使いにくくて結局使ってなかった宝の持ち腐れマウスだったのです。

 

なんで使わなくなったかというと、マウスの形が自分に全然合ってなかった。

 

わたしはたぶん「かぶせ持ち」とかいう、しっかりマウスに手を置く持ち方で、そうすると普通に使えるサイドボタンは1・2・3くらいで残りの3つが死にボタンになっていて、あまり便利でなかったのです…。

 

左サイドに12ボタンあるNagaのこのタイプならまだましだったかもしれないのですが

 それでも、たぶん上から6つくらいしか使わず、下半分が死にボタンになりそうな気がしたことと、

 

大きさでいうとロジクールのG600のほうが大きくてばさっと手を置いて使えること、薬指にもクリックできるボタンが配置されているのが便利っぽく、実際使ってみて便利だったので、結局ロジクールのG600をゲーム用にしました。

LOGICOOL MMOゲーミングマウス G600

LOGICOOL MMOゲーミングマウス G600

 

 

ちなみにHEXの大きさの参考になるかわかりませんが、G600とワコムのペンタブのペンを一緒に撮影したものを貼っておきます。

f:id:nenecoo:20150807213145j:plain

左がHex、右がG600ですが、Hexのほうが横幅がタイトです。G600は幅広。

 

Hexは薬指でマウスを支える感じなのに 対してG600は小指を使う感じ?G600は薬指でもクリックできるので、薬指に力が入らないようになっていて小指と手首で支える感じなのかな。(自分の持ち方がそうなってるだけかもですが)

 

Hexは手首は浮かせて薬指と小指で挟んで支えて、親指は浮かせるようにしないと左サイドのボタンが押しづらくて、その姿勢がなんだか自分にはつらかったので結局持ち腐れになっちゃったのでした。

 

なんか購入するときにあれこれ検索してみたサイトとかでいろんなレビューを見たけど、そういうブログっぽい感じになってきた。かっこいい! 

 

それはさておき、使わなくなったHexくんが、ところがどっこい!

 

同じくゲームではうまく使いこなせず遊んでいたNostromoさんがお絵かきでめっちゃありがたい存在になるやいなや、Hexさんも復活再利用大活躍することができたのです。

 

Razerのデバイスって、共通のドライバーで管理されているので、

 

なんとデバイス同士の操作をデバイスで行えるのです。

自分で書いててなんですが↑の一文の意味がわかりづらいので別の言い方で言うと、

 

 Nostromoのキーマップを、Naga Hexのほうで変更できる、ということです。

 

キーマップの変更自体はNostromoでも設定しておけばできるのですが、そうなると左手デバイスの少ないボタンを1つ潰してしまうことになるし、

 

8個もあるキーマップを全部一個ずつ設定してしまったら14個のキーのうち8個もキーマップにつかうなんてちょっとバカですね。

 

そうならないように、キーマップダウン・アップ、という、1・2・3・4…、8・7・6・5…、と、昇順降順にキーマップを切り替えしてくれる機能もあったけど、

 

それでもアップダウンで2つ潰れるのはもったいないないし、1から4まで連打とかするとめんどくさい…、と思って

 

結局ボタンはフルにお絵かき用ショートカットに割り当て、線画のときはキーマップ1を使い、塗りになったらキーマップ2を使う、のでその都度キーマップ管理画面を立ち上げ、マウスでクリックして変更、としていたのですが、

 

それが、マウスの左サイドボタンをワンポチでできることに!

 

マウスカーソル動かしてキーマップ2をクリック、ってしなくてもHex使ってたらサイドの2ってボタンにNostromoのキーマップ2を設定しておけばワンボタンで切り替えできたなんて…。

 

なにこれ便利じゃん!って気がついた時のうれしさたるや。気づくまでに日陰の身だったHexさんに謝りたい。

 

Razer製品同士だとおそらくこんなふうに連携がとれるので、左手デバイスをメインにしてマウスやキーボードもRazer製品にしておくと、左手用デバイスの便利さが格段に上がるっぽい。

 

というかそもそもそれが前提なのかもしれませんが、初めてサイドにいっぱいボタンをつけてみたマウスとしてNagaが有名なだけに、ゲーム用マウスとして単体での評価はよく見かけるしわかるのですが、マウス以外のデバイスとの組み合わせについては全然気が付かなかった。

 

まあ、マウスもキーボードも左手用デバイスも、高いから気軽に試せないしな…。

 

でもきっと液晶タブレット買うようなお絵かきクラスタの人たちで、左手デバイスの便利さを噛み締めてる人なら、この便利さを発見したハイテンションな気持ちが通じるに違いない、と信じてここに書き記して置きますね…。

 

Nostromoのホイールはお絵かき用には結構魅力的だったけど、生産終了してなんか中古品がとんでもない値段になっていたりするので、ホイールやダイヤル的なものが左手に必須となると他のものを使うしかないのでこの便利さの恩恵はなくなってしまうのですが、わたしは今のがもし壊れたらどうしようかなあ。

 

親指方向パッドの縦横にペンのサイズ、左右に拡大縮小を割り当てるとか…?

 

何にしても気に入ってるデバイスがなくなるってだいぶ辛いので、Nostromoの復活か後継機にホイールがつくことを祈っています…。

 

ゲーミングマウスや左手用デバイスって、もっといろいろ便利な使い方がありそうだけど「ゲーム用」って名前がついちゃってるからもうゲームのイメージしかないのはちょっともったいないなーって思う。

ツイ4新人賞座談会第2回を読んだら美術予備校の講評みたいになってた。

毎日4コマ更新してくれるサイトで好きな漫画もあったのだけど新人賞の第1回がめちゃくちゃ炎上してた、ツイ4。

 

(参考URL) 星海社「ツイ4新人賞座談会」炎上まとめ - NAVER まとめ

 

の、第2回座談会が更新されてて、気になったので読んでみました。

 

sai-zen-sen.jp

 

これ、なんか既視感…。と思い出したのが、美術予備校の講評だった。

 

美術予備校に行ったことのある人は世の中少数派だと思うのだけど、だいたいは、一日中、または数日がかりで絵を描いて、


最終日の午後になったら全員の絵を集めてそれを講師が絵の上手い順に並べ替えて行き、一つ一つの絵を講評していくというものです。

 

高校生ではじめて予備校の講評を体験したのですが、ぶっちゃけ学校の成績とかは貼りだされてもただそれだけで内容についてはいちいちあれこれ言われないけど


絵とか、小学生の頃なんか人に見せるのも恥ずかしいじゃないですか。図工の時間とか、みんな自分の絵とか隠してかいてるレベル。 


そんな恥ずかしがり屋な我々が人前に絵をさらし、それを格付けチェックされて、あーだこーだ公開で言われるわけです。

 

まずそこでだいぶびっくりする。そんな公開晒しなれてないし!


初めて予備校に来た人とかだと、泣いちゃう人とか定番だった。

 

大人になった今でも、人によっては公衆の門前で人と比較されて、あれやこれや意見される、というのは抵抗を感じる人も多いと思うのだけど


小中高の学校の美術の時間とか、ぶっちゃけ最後まで仕上げない人もいるし、みんな描いて、みんな違ってみんないい、みたいな世界で生きてきたのが、


いきなり晒し格付け&批評にさらされるとなるとこれはけっこう怖い。


慣れれば普通だし上達に必要なこととわかるけど、最初は絵も下手だし、毎回講評の時間が憂鬱、という人はいたのではないかと…。

 

そういう経験をしていても1回目の講評はちょっと…、と思うし、もっと一般的な感覚だと、2回目のやつでも人によっては「怖い…」ってガクブルするのでは?って思うから、炎上するのもわかる、って思う。

 

1回目、これはきつい…、っておもう部分も多々あるのけど、それは言われてもしょうがないかな、っていうところもけっこうあって


たとえば、持ち込みは完成原稿で、っていうのとかバクマン。」でも言ってた気がするし、人に見てもらうのに完成してない、というのはダメだと思うので、まじめに作品を評価しようとしているのに、いいかげんな投稿がきたりしたら、多少はひどい言葉が出てもしかたがない、という部分があるのはわかるかも。

 

でもこれ、ネットで公開されて、ひとつのコンテンツになってしまっている、と思うとこの座談会はコンテンツとしては、これ自身がつまらない…。


って思ってしまいました。

色んな所で言われていたけれど、編集者の雑談なら確かに問題ない。


でもこれ、そうじゃなくて公開するコンテンツなので、それだと他人の目を意識するべき、という視点があまりに欠けてると思う。

 

企画が持ち上がった時には、もっと小規模なイメージで内輪の裏話的なコーナーのつもりだったのかもしれないけど、思いのほか見ている人が多かった、とか?

 

どちらにしても、公開することによって宣伝効果も狙っている、利益を考えたコンテンツだとしたら1回目の座談会は面白くなかった。

「炎上」という効果を考えれば大成功だけど。

 

そんで、1回目の座談会、なーんか既視感が…と最初から薄々思ってたんだけど、2回目を見て「美術予備校の講評っぽい」って思ったとき、『これ夏期講習のバイト講師のめたくそ批評だ!』ってわかった。

 

美術予備校の講師って、講師としてその学校に勤めている人と別に、夏期講習や春季・冬季なんかの特別講習で人が増えるときに学生バイトさんが入ってたりする。

 

それが、前年大学に合格した予備校の卒業生が何人か、と言った感じで、プチ同窓会感も出してて、めっちゃ本人たち和気あいあいなんだけど、そうじゃない人にはポカーン、っていうテンションになってる時があって。

 

今ならちょっとそれはどうなのか、お金払ってきてるのに具体的じゃないし「なんかこれやだ」みたいなの言われても困るし、感じ悪いし、言い方キツすぎて泣き出す子もいるし、


絵の良し悪しもそうだけど講師なら「教える」って点をちゃんとしてから講師やってくださいよ…。って思うと思うのだけど


当時はよくわからなかったのでそういうものかと我慢しました。

 

まあ、お金払って習いにいっててもそんな目に合うので、この場合、投稿者はお客様ではない、と考えると、1回目の座談会のようなものでもよかったのかもしれないけど


これは公表されて「コンテンツ」になって、それによる「集客効果」を期待するのなら 、そのコンテンツを見る人(お客様)の視線という、最も大事な観点を忘れてた、っていう話なのかなあ。

 

そう考えると編集部は「この漫画が面白いか面白く無いか」ということは一生懸命考えていたけれど、


「この座談会は面白いか面白く無いか」というところは全然考えてなかった、っていうのはちょっと面白い。 

 

やっぱ「客観的にものを作る」っていうのがそれだけ難しいってことなのだなあ、と。


特に、自分たちで何か作る側にいるときに客観的になるというのはめちゃくちゃ難しいことだなあ、と思った。

 

見ている「読者」のほうも、昔は読者は編集部へ出す手紙くらいしか作家さんに感想をえる方法がなかったけど、


その場合編集が中身をチェックして批判的なものは見せない、という方法でフィルターをかけることができていたものが


いまはネットで作家本人の目になんでも触れてしまうことを思うと、知名度のある場所で作品を発表する場合、第1回の座談会よりもっとひどい適当な意見にさらされる、


と思ったら、これくらいでへこたれるなら連載はつらいですよ、という判断にはなったりするのかも?

 

 たくさんの名無しの無責任な批判にさらされることを思えば、確かに1回目の座談会もやさしく思えるかもしれない。

 

あと、この件と関係しているのか、たまたまタイミングが重なったのか、第1回座談会について掲載中の作家さんがTwitterで批判的な言及をしたことや


その内の何人かの連載中の作家さんの作品が、まるごと削除という件や掲載が休止となったものがあり、そのへんもいい感じに火に油の炎上材料になっていました。

 

第2回の座談会では、編集部が面白いと思った作品を探してくることを「スカウト」、投稿・持ち込み原稿のことを「トライアウト」と例えているのですが、


スカウトにしてもトライアウトにしても魅力のない球団には人が集まりにくい、という問題があるのでそれを考えると第1回の印象はかなりよくないので、これからイメージを変えるのはかなり大変そう…。


炎上して人が集まるのはいいけどその後のことを考えるとあまりよくない…。

 

パソコンのスペック向上とインターネットの普及した今、個人でできる作業と発表の場はどんどん幅が広がっていて、商業利用に耐えるレベルのものをサークルや個人で作っている人がたくさんいる時代、


セレクトショップやらコンシェルジュやらソムリエのように、なんか、かっこよく言い過ぎたのでもういっちょ庶民的な例えを足すと、まとめサイトのように


よいものを発掘して集合させて提供する、ということは、すごく大事な仕事になりそうな気がする。

 

そうなってくると、雑誌掲載しなくても作品は発表できるし、見てくれる人もいるし、本を作ることも、個人でできてしまうのなら


「編集とめんどくさいやりとりや修正するくらいなら個人でやってる方がいい」


と思う人もいるだろうし、その出版社のそのコンテンツに参加して、作品を出すことにどれだけのメリットがあるか、ということが提示できなければ良質のコンテンツを集めることは難しい、ということになるのかなあ。

 

今はまだそういうコンテンツがそこまで多くないけど、これから先そういう形態のコンテンツがもっともっと増えてきたら、作家さんにとってもプラスは大きいのでは?と思うし、


作品を作るのは好きだけどプロモーションや営業は苦手、という人も分業ができるし、そやって目に触れるものが増えれば読む方も面白いものがたくさん読めるのは楽しい。

 

ツイ4も見ているけど、「トーチweb」というWebサイトも更新があるたびちょくちょく読んでいるのだけど、


今までならなかなか見られなかったような作風の漫画がこんな風に見られるのはわたしはとても楽しいのでいろいろな作家さんや作品をを紹介してくれるサイトはもっともっと増えてほしいと思う。

 

Win-Win-Winの作家と編集と読者。

というふうにWeb漫画界隈が育っていくといいなあ、と思う。


なんか、雑誌という媒体が進化する過渡期に居合わせてる気がして、ちょっとわくわくするね。