机上のくーろん

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堀北さんの結婚のお話

オリンピック関係のあれやこれやや災害でいい感じに風化しましたが、堀北真希さんの結婚にまつわるお話が個人的に好きすぎて楽しかった。

 

手紙40通って…。この通信手段の発達した現代に、手紙。

 

でも、教えてもらえたのは事務所の連絡先だけで、メールアドレスもLINEもわかんなかったら、個人へメッセージを届ける手段は手紙しかなかったのだろうなあ、と想像。

 

同じ日に、コンビニの店員さんにラブレターを5通送ってストーカーとして捕まってしまった方のニュースもあったので、一緒にいろんなところでとりあげられていたのだけれど、イケメンかそうでないかの違いだけではないよね、と思ったり。

 

6年前からの片思い、というお話なので、6年前の堀北さんときたらもう20歳なわけです。20歳でかわいくてテレビいっぱい出てて完全にみんなの堀北さんでしたからね…。6年後の今現在に結婚、って報道されてもみんな「俺の堀北真希が…」でしたからね。

 

そんな時に恋愛とか、絶対無理だな、と。

 

もしも本人が山本さんに好意を持っていたとしても事務所の意向とかいうやつとか、お仕事柄のいろんなことを考えたら、疑われるようなことは一切しない、っていう方針、仕方がなかろう…。という感じです。

 

でも、そこから6年待ったっていうのがすごい。

 

最初に関わった時の印象が悪くなかったから、時期が来ればお付き合いできるのではないだろうか、という考えがあったかなかったか、最初の印象やレスポンスの感触がよかったか悪かったかとかは謎なのですが、そこの空気を読んで、じっとタイミングをつかもうと待ち続けた山本さんすごいよ!って思いました。

 

そして、ほぼ交際なしでいきなり結婚というのもおもしろい。

 

堀北さんの清廉なイメージとか考えたら、交際よりも、結婚のほうがなんか似合う。確かに似合う。だから、交際じゃなくていきなり結婚から。それもなんかいいなってなってしまう。交際、って報道されたら「俺の堀北真希になにを!このやろう!」って思ったりする人も、結婚!って報道されたら、最初はなにを~!って一瞬思っても結婚という社会的な責任を伴っての関係となると、「もうこうなったら俺の堀北真希を幸せにしてくれ…」ってならざるをえないので、結婚ぱわーすごい。

 

ちょっと話は変わりますが、婚活とかのニュースや記事を見てると、最近は20代でも結婚相談所に登録する人が増えている、という記事なんかもあったりするし、けっこう20代半ばの女の子の結婚願望って強いのかなあ、と思ったりします。

 

我々のような、上の世代がそのころ仕事とかが面白くて結婚はもうちょっとあとでいいや…などという風潮があったあげくの30代中盤で急ぐ、あわてる、困る、というテンプレをだいぶしっかり作っておいたので、そうはなるまい。という反動なのか、20代の方々はしっかりしていらっしゃる。

 

そんなこんな世の中で、今をときめく26歳、「みんなのかわいい堀北真希」から「女優・堀北真希」にそろそろ方向転換していきたいところ、年上の俳優さんとの結婚、って清廉なイメージそのままに地に足の着いたしっかりした女優さんへの道を歩んでる感じがして、めっちゃ頼もしい…。

 

わたしの20代中盤とかだいぶ迷いまくりのウロウロしまくりの、今でもなんか中途半端な人ですいません、という感じなことを思うと、「堀北真希かっこいい…」って思いました。

 

中途半端にずるずる男の人と付き合って結婚するでもなく同棲までしたけど別れましたみたいなごちゃごちゃ重い恋愛人生とか送った日には、堀北さんがまぶしすぎて直視できなくらいかっこいい。

 

自分の都合でピシっとお断りしつつも、相手を惹きつけたまま6年女優さんという仕事をしっかりやって、自分のタイミングでちょうどいいかな、と思ったところでばっちりプロポーズされるって、なんてすてきなんでしょう…。って思いました。

 

これはもう、話がきれいすぎて、おとぎ話に追加していいと思いますね。

 

シンデレラとか、白雪姫、みたいな感じで、堀北真希、って入れちゃっていいくらいに女子の憧れ(とわたしは思う)をみごとに、きれいに、具現化していて、わたしなんかもう眺めてため息しかでません。

 

そのような魅力的な女性になりたいものです。

 

そして、40通の手紙の内容がどんなものかはわかりませんし、どのようなやりとりがお二人の間にあったのかは謎ですけども、とにかくプロポーズしてOKがもらえる立ち回りをした山本さんが、ほんとうにすごい。

 

たぶん、めっちゃ独りよがりでいかに相手のことが好きかとかを一方的に綴ったラブレター(長文)がきたらドン引きすると思うのだけど、40通出しても重くなく印象の良い手紙ってどんなものだろうかと思います。

 

相手にアピールする戦術としてのその手紙のテクニックをぜひとも知りたいとおもうのだけど、そういうのはやっぱ公開されないのでしょうな…。

 

まったく返信のない相手の心をもつかむ手紙術 著・山本耕史

 

みたいなものがあったら、絶対読みたいよ。