机上のくーろん

This is kowlooon the desk.

ブログの運用って難しい。

なぜなら構えてしまうから。



twitterとかだと、思いつくがままにポチポチかいて

送信してしまうけど、

ブログだとちゃんと記事になってないと

いけないじゃん?起承転結序破急じゃん?



みたいに思ってしまってめんどくさくなって

遠ざかってしまうなあ、と思った。



あとtwitterに体が慣れすぎて

140字以内で話をまとめたくなるし、

結局その方がわかりやすいのでは、って思うから

twitterすごいし、文字数を制限するという

縛りプレイの方が面白く感じてしまう。



家庭用のゲームやネトゲを、いろいろやったし

それなりにはまったり人並みに遊んできたけど、

ゲームって結局は一つ一つ制限されたことを

クリアしていく、というものであって、

特にソシャゲや一部のネトゲだと

山盛り課金すれば際限なく機能や強さを

高めることができてしまって、

ゲームをするにあたって時間や手間をかけるか、

お金をかけるか、という、

何か対価を払って何かを得る、



というプロセスが好きなんだなあ、と思う。



たとえば、欲しいものは全て手に入れられて

何不自由なかったとして、それは楽しいのか?



みたいな話にも通じると思うのだけど、

世の中の多くのゲームは、

お金持ちで何不自由ない人たちの

暇な時間を埋めてきたと思うと



何不自由ないってことはめっちゃ退屈で

退屈ほど人間にとってひどい毒はないから

その自由さに自分で制限やルールを設けてから

それをかいくぐり、制限を解放し、高みを目指す。



ということを思うとなんだか面白い。



チートを使ってレベルもアイテムも最高最大にしても

ゲームとして全然面白くない。



それを求めて頑張ってるのに、手に入ってしまうと

全然面白くなくなるってとても皮肉だなあと思う。



わたしは、ゲームは好きだけどとてつもなく

ゲームに対するセンスがない。

アクションもパズルもぜんぜんだめだし

効率化もへたくそだし、どうすれば得か、

という計算がぜんぜんできない。



へたくそなので、よりゲームを楽しむことができる。



と、前向きに考えてみたものの、

途中でどうしたら次のストーリーに進めるか

全くわからず何日も彷徨い、

やる気がなくなって終わることも多々あったというか

基本そんな感じでRPGを最後まで終わらせたことが

ほとんどないので、

もっとも楽しんだかどうかは怪しい。



ゲームのこと思い出すと

だいたいはあてどもなく彷徨い、

ついうっかり手前の街をすっとばして

次のセクションの物語が起きる村へ先に来てしまい

話が進まず、あの町とこの村の間に

なんかあったっけ?と何往復もするも

さっぱりわからぬ…。



という状態になったことのオンパレード。



そして、たいていは、

どんな地形も無視して進む乗り物と

世界中のマップをひと目で見渡せて

自分がどこにいてどう進むのかわかる

カーナビのような世界地図を手に入れた途端

わたしの冒険は終わってしまう気がする。



わたしにとってゲームは思うがまま

どこにでもいけるように

全ての制限を解除することが

メインコンテンツだったのかもしれない。



全てを手にしたわたしは

白に姫が捕らわれていようが

世界のピンチが迫っていようが

「わたしは自由でどこにでもいける!!」

という気持ちを満喫した後

結局はそれが退屈なことを知ってゲームに飽きる。



ストーリーも世界も知ったこっちゃなく

己の行動の自由度を上げるためにがんばる。

そして自分が死なないために経験値を稼ぎ

お金を稼ぎ装備を整える。



ゲームの中のストーリーのことを

どのゲームの話もほとんど覚えてないのは

そういうことだったのかも!とはたと思い当たった時



つまりそれってわたしはRPGじゃなくて

マイクラでよかったな、と気がついた。



というわけでRPGのストーリーを

ぜんぜん覚えてない人は

マインクラフト系のゲームをお勧めします。

楽しいょ。



そして、気がつけばタイトルとかけ離れたことを
力説していた。

ブログの運用ってむずかしいね。