Razerがめっちゃ便利なことに気がついたので日記にしておこうと思った。
わたしは趣味でネトゲもするのですが、そのおかげでけっこうゲーム用のデバイスあれこれを目にする機会があって、
その中に「左手用デバイス」なるものを見つけ、最初は「これ使ったらゲームもうちょっとうまくなるかな」
という気持ちで購入してみたんだけど、使っていくうちにまず自分がゲームへの理解度が足りてないし
(主にわたしの頭の)レベルが低すぎて、デバイス変えたくらいでプレイが変わるような段階じゃない、という根本的なことに気づいてな…。使わなくなってな…。
(ペンタブ買ったから絵がうまくなるわけじゃないのと同じ原理…)
むしろ「これもしかしてお絵かきに便利なのでは?」と思ったので、ゲームでの利用は諦めてお絵かき用に使ってみたら、
これがめっちゃ便利。もう君を離さない。なにこれすてき。って感じですっかりハマって、勢い余ってデスクトップとノートと両方分ほしい!
(ゲーム用ノートと、お絵かき用デスクトップとPC2台あるのです)
とか思って一個買ったあと数日してもう一個買う、というよくわからない行動に出たくらい気に入りました。
気に入った服とか見つけると、色違いで2着買っちゃうタイプなんで…。
ペンタブ・液タブでお絵かきする人はたぶん、右手をペンから手放さずにショートカットキーを押したい、とか、画面の拡大縮小をしたいとか、ペンの太さを変えたいとか思う事あると思うんですけど、たまたまゲームに良さげだな、と思って買ったのがRazerのNostromoというやつで、これにはホイールがあるのです。
Razer Nostromo ゲーミング キーパッド 【正規保証品】 RZ07-00490100-R3M1
- 出版社/メーカー: RAZER
- 発売日: 2010/12/24
- メディア: Personal Computers
- 購入: 4人 クリック: 113回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
これ。なんとせっかくがんばってアソシエイトプログラム登録してどうにかこうにかリンクを貼り付けた第一回目の商品が生産終了のお品物という切ないことになっていますが、がんばって貼り付けたのでそのままにしますね…。
↑これ、左手にホイールがあるところが気に入って購入したのですが、生産終了しており、なおかつ後継機のこちら↓はホイールがないという…。
Razer Tartarus ゲーミング キーパッド 【正規保証品】 RZ07-01030100-R3M1
- 出版社/メーカー: Razer Inc.
- 発売日: 2013/08/29
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログ (2件) を見る
ただ、自分もペンのサイズをホイールに当てはめていますが、画面の拡大縮小はホイールでなく8方向親指パッド(家庭用ゲーム機ではたいてい親指でぐりぐりする、方向キーというか、格闘ゲームのレバーのコマンド入力みたいなあれ)に割り当ててるし、
たぶんうまくショートカットを設定すれば、別にホイールなくても左手のどれかのキーで拡大縮小が出来ると思うので
(実際テンキーを左手用デバイスに使っている人もいるみたいですし)
ホイールがなかったとしても、よく使う機能を左手にちゃんとまとめておくことで、右手をペンとタブレットから離さず作業できればおなじ感動が得られるかと思います。
ぱっと見で、よく使うショートカットに対してキーが少ないよ!と思う方もいるかもしれませんが(Nostromo、キー14個しかない)、
ショートカットの設定(キーマップというらしい)は、1つのプロファイルにつきキーマップ8まで設定できるので、
ペン入れの時によく使うショートカットはキーマップ1、塗りの時によく使うショートカットはキーマップ2、というふうに当てはめるとかなりたくさん設定できます。
さらに、プロファイルを増やせばもっといろんなことができるし、プログラムとプロファイルをリンクさせておくと便利らしい。
はい、急に説明があいまいになったのは、わたしがそこまで使いこなしてないからです…。
お絵かき用なら、プロファイルは1つで十分だし、キーマップもがんばって4つくらい使えば済んでしまいます…。
なのでなんかすごい機能があるっぽいことはわかるのですが最初のうちはキーが足りない…と思っていましたが、ちゃんと設定できたら、キー不足という心配はなかったです。
ちなみに、マウスもRazerのHexというのを使っていて、
Razer Naga Hex MOBA/アクションRPG ゲーミング マウス 【正規保証品】 RZ01-00750100-R3M1
- 出版社/メーカー: RAZER
- 発売日: 2014/04/01
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
これも、実はゲーム用に買って、思ったより使いにくくて結局使ってなかった宝の持ち腐れマウスだったのです。
なんで使わなくなったかというと、マウスの形が自分に全然合ってなかった。
わたしはたぶん「かぶせ持ち」とかいう、しっかりマウスに手を置く持ち方で、そうすると普通に使えるサイドボタンは1・2・3くらいで残りの3つが死にボタンになっていて、あまり便利でなかったのです…。
左サイドに12ボタンあるNagaのこのタイプならまだましだったかもしれないのですが
Razer Naga 2014 右手用 光学式 ゲーミング マウス 【正規保証品】 RZ01-01040100-R3A1
- 出版社/メーカー: RAZER
- 発売日: 2013/08/15
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログ (1件) を見る
それでも、たぶん上から6つくらいしか使わず、下半分が死にボタンになりそうな気がしたことと、
大きさでいうとロジクールのG600のほうが大きくてばさっと手を置いて使えること、薬指にもクリックできるボタンが配置されているのが便利っぽく、実際使ってみて便利だったので、結局ロジクールのG600をゲーム用にしました。
ちなみにHEXの大きさの参考になるかわかりませんが、G600とワコムのペンタブのペンを一緒に撮影したものを貼っておきます。
左がHex、右がG600ですが、Hexのほうが横幅がタイトです。G600は幅広。
Hexは薬指でマウスを支える感じなのに 対してG600は小指を使う感じ?G600は薬指でもクリックできるので、薬指に力が入らないようになっていて小指と手首で支える感じなのかな。(自分の持ち方がそうなってるだけかもですが)
Hexは手首は浮かせて薬指と小指で挟んで支えて、親指は浮かせるようにしないと左サイドのボタンが押しづらくて、その姿勢がなんだか自分にはつらかったので結局持ち腐れになっちゃったのでした。
なんか購入するときにあれこれ検索してみたサイトとかでいろんなレビューを見たけど、そういうブログっぽい感じになってきた。かっこいい!
それはさておき、使わなくなったHexくんが、ところがどっこい!
同じくゲームではうまく使いこなせず遊んでいたNostromoさんがお絵かきでめっちゃありがたい存在になるやいなや、Hexさんも復活再利用大活躍することができたのです。
Razerのデバイスって、共通のドライバーで管理されているので、
なんとデバイス同士の操作をデバイスで行えるのです。
自分で書いててなんですが↑の一文の意味がわかりづらいので別の言い方で言うと、
Nostromoのキーマップを、Naga Hexのほうで変更できる、ということです。
キーマップの変更自体はNostromoでも設定しておけばできるのですが、そうなると左手デバイスの少ないボタンを1つ潰してしまうことになるし、
8個もあるキーマップを全部一個ずつ設定してしまったら14個のキーのうち8個もキーマップにつかうなんてちょっとバカですね。
そうならないように、キーマップダウン・アップ、という、1・2・3・4…、8・7・6・5…、と、昇順降順にキーマップを切り替えしてくれる機能もあったけど、
それでもアップダウンで2つ潰れるのはもったいないないし、1から4まで連打とかするとめんどくさい…、と思って
結局ボタンはフルにお絵かき用ショートカットに割り当て、線画のときはキーマップ1を使い、塗りになったらキーマップ2を使う、のでその都度キーマップ管理画面を立ち上げ、マウスでクリックして変更、としていたのですが、
それが、マウスの左サイドボタンをワンポチでできることに!
マウスカーソル動かしてキーマップ2をクリック、ってしなくてもHex使ってたらサイドの2ってボタンにNostromoのキーマップ2を設定しておけばワンボタンで切り替えできたなんて…。
なにこれ便利じゃん!って気がついた時のうれしさたるや。気づくまでに日陰の身だったHexさんに謝りたい。
Razer製品同士だとおそらくこんなふうに連携がとれるので、左手デバイスをメインにしてマウスやキーボードもRazer製品にしておくと、左手用デバイスの便利さが格段に上がるっぽい。
というかそもそもそれが前提なのかもしれませんが、初めてサイドにいっぱいボタンをつけてみたマウスとしてNagaが有名なだけに、ゲーム用マウスとして単体での評価はよく見かけるしわかるのですが、マウス以外のデバイスとの組み合わせについては全然気が付かなかった。
まあ、マウスもキーボードも左手用デバイスも、高いから気軽に試せないしな…。
でもきっと液晶タブレット買うようなお絵かきクラスタの人たちで、左手デバイスの便利さを噛み締めてる人なら、この便利さを発見したハイテンションな気持ちが通じるに違いない、と信じてここに書き記して置きますね…。
Nostromoのホイールはお絵かき用には結構魅力的だったけど、生産終了してなんか中古品がとんでもない値段になっていたりするので、ホイールやダイヤル的なものが左手に必須となると他のものを使うしかないのでこの便利さの恩恵はなくなってしまうのですが、わたしは今のがもし壊れたらどうしようかなあ。
親指方向パッドの縦横にペンのサイズ、左右に拡大縮小を割り当てるとか…?
何にしても気に入ってるデバイスがなくなるってだいぶ辛いので、Nostromoの復活か後継機にホイールがつくことを祈っています…。
ゲーミングマウスや左手用デバイスって、もっといろいろ便利な使い方がありそうだけど「ゲーム用」って名前がついちゃってるからもうゲームのイメージしかないのはちょっともったいないなーって思う。